「品よき夏コーデを実現させたい」「Tシャツ1枚の着こなしにマンネリを感じる」といった方におすすめなのが夏用のニット。セーターからカーディガン、ベスト、Tシャツ、ポロなど、さまざまなバリエーションで展開されているだけでなく、編み地や配色によってさまざまな表情をみせられるため、夏コーデの一新にピッタリだ。今回はそんな「夏向きニット」にフォーカスし、夏に選ぶべきニットの特徴と参考となる最新コーデ、おすすめアイテムを紹介!
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夏にニットを着ても暑くない?
ニットは夏用にデザインされたものであれば暑くない。夏のニット着こなしで重要なのは編み地や素材に涼しく感じやすい工夫がほどこされたモデルを選ぶこと。透け感のある通気性の高い編み地や、強然糸で肌離れの良いシャリ感を実現したコットンやリネンの素材などを意識して選ぶことで、Tシャツの上に着用しても清涼感のあるコーディネートを実現できる。
BARACUTA(バラクータ) ニットシャツ
これから夏ニットを選ぶのに重要な視点はコレだ!
夏ニット選びの視点①「生地は肌離れのいい“シャリ感”のあるタッチに注目!」
夏に着用するニットは清涼感を演出する生地を選ぶのが重要だ。清涼感のある生地とは、肌離れのいいシャリ感を生む素材や糸、編み地を採用しているもの。例えば夏素材を代表するコットンやリネンの天然素材で、強然糸と呼ばれる撚りの強度を高めて汗などの水分を吸収・乾燥させやすくした糸で編まれたニット生地は狙い目だ。以上のような“夏素材”と“強然糸”を組み合わせ生地は夏ニットに多く採用されている。
AMI Paris(アミパリ) 夏向けニット
夏ニット選びの視点②「今季は通気性が高い“編み地”が狙い目!」
肌離れの良い生地に加えて、通気性の高い編み地が採用されているかもチェックしたい。シアーやレースなど透け感を意識した編み地やワッフルをはじめとした凹凸のあるニット地を選べると、不快なムレや汗ばみを抑制し、気温と湿度の高い夏場でも快適な着心地を実現可能だ。とりわけ今季はほんのり肌が透けて見えるシアーな素材感がメンズファッションのトレンドとして注目を集めている。透け過ぎによって清潔感がない印象を与えないよう注意しつつ、積極的に取り入れていきたい。
DANIELE FIESOLI(ダニエレ フィエゾリ) 夏ニット
夏向けニットはいつまで着られる?
一般的に夏向けニットが着用可能な期間は、春か初秋までとされる場合が多い。編み地や袖の長さによって変わるため、大体の目安として把握しておくのが良いだろう。
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