洗練されたデザインでモードからカジュアルまで幅広いスタイルにフィットするジップアップニットの鉄板「ドライバーズニット」。今回はドライバーズニットの特徴や魅力、１着目におすすめのモデルを紹介！
スポンサーリンク
ドライバーズニットはスタンドカラー&ダブルジップが特徴の定番ニットウェア
トラックの運転手が着用していたニットが由来のドライバーズニット。車中でも使いやすいようにダブルジップ仕様が採用されたフロントのファスナーや防寒性の高い立ち襟、動きを妨げないようポケットや余計な装飾を極限まで省いた洗練デザインが特徴だ。編み地は厚みのある７ゲージを高密度で編むのが基本で、ハリ感があるためスタンドカラーがキレイに立つ。単体使いはもちろんゆったりしたコートのインナーに合わせてレイヤードスタイルを楽しむなど、幅広い着こなしを楽しめる。
存在感のある立ち襟とミニマルデザインは、モードファッションと好相性。ピッティ ウオモの会場でもジャケットスタイルというより、全身をモノトーンでまとめたり、MIX着こなしでモダンに見せる洒落者が取り入れている姿を見かける。
ドライバーズニットの定番ブランドといえば「MAISON MARGIELA(メゾン マルジェラ)」！
ドライバーズニットの定番ブランドといえば「MAISON MARGIELA(メゾン マルジェラ)」。1988年のブランド設立当時から現在もなおブランドのアイコン的モデルとして展開され続けている。展開された年代によって採用する素材や編み方、ジップデザインなどが変わるため、年代別にドライバーズニットを複数着所有しているというマニアが多く存在する。
ドライバーズニットの認知が拡大し、プチプラブランドの選択肢も増加中
現在ではジップアップニットの鉄板として、幅広い層から支持を集めているドライバーズニット。しかし、上で紹介したマルジェラのような歴史あるブランドの現行やヴィンテージ品は高価なのはもちろん、ウール100%のずっしりとした重みがあり、ヨーロッパ人に向けて展開されているため「着づらい」「襟が高過ぎて似合わない」「ウールがチクチクして痛い」など、人によって使いづらさを感じる場合も。そんな悩みに応えるように、ここ数年間でGUやZARAといったプチプラブランドが低価格で肌触りの良いコットンやアクリル素材で編み上げたドライバーズニットをこぞって展開。一気にファッションアイテムとして認知が広まり、老若男女問わず愛される鉄板ニットとしての地位を確立している。
1着目におすすめの購入しやすいドライバーズニットを紹介！
最後にこれからドライバーズニットを購入しようと考えている方に向けて「ハイブランドと比べて購入しやすい価格設定でハイクオリティ」を実現したドライバーズニットを紹介！
GENTLEMAN PROJECTS(ジェントルマン プロジェクト) THE WOOSTER DRIVERS KNIT
「秋から春先まで着用し続けられる素材感」「ローゲージだけど重過ぎない」「自宅で洗濯できる」「よく伸びるけどダレない」「チクチク感の少ない肌触り」「毛玉になりにくい」「シルエットが綺麗に出る」「立体的で都会感のある表情の編み地」など。ニットをロングシーズン着続けるうえで欠かせないポイントを思いつく限りピックアップしながら、条件を満たす素材と編み地の組み合わせを何度も検討。そして上記で挙げた条件を満たすようブレンドした特別な糸を片畔編みで仕上げた洗練顔のドライバーズニット。ダブルジップは、光沢のあるスライダープレートを付けて都会的で高級感のある仕上がりに。ドライバーズニットの洗練された印象をキープするため、表にポケットの縫い目が出ないように手でかがりながら袋布を固定するという手間のかかる仕様を採用した便利なサイドポケット付きだ。
UNITED TOKYO(ユナイテッド トウキョウ) ウールリブジップドライバーズニット
ストレッチ糸を入れることで伸縮性を高め、厚みがありながら快適な着心地を実現したドライバーズニット。ウール糸にアクリル糸をMIXすることで、素肌に触れる面がチクチクしないよう調整されている。シルエットはトレンドのオーバーサイズ、
BEAMS LIGHTS(ビームス ライツ) ドライバーズ ニット ブルゾン
ドライバーズニットらしい特徴を捉えつつ、ハの字型のリブ編みアレンジを加えることで一味違う個性を演出したビームス ライツのロングセラーモデル。自然な光沢と軽やかさを両立した綿&アクリルの５G編みで、コーデにほどよい存在感をプラスする。ネックのリブは幅広で前下がりを強めに設定しているため、ジップをすべて締めても窮屈に感じにくい。
