バブアーの着こなしが難しいと感じる人に向けて、編集部が撮り下ろした海外の洒落者のバブアー コーデをまとめて紹介!
130年愛されるワックスジャケットの王道英国ライフスタイルブランドの地位を確立した「バブアー(Barbour)」の軌跡
「バブアー(Barbour)」は1894年に設立されたブランドだ。創設者のジョン・バブアーがワックスドコットン製の耐久性の高いアウターウェアを開発したことから、北海の不順な天候の元で働く港湾労働者から支持を集め、世界中にバブアーの名が瞬く間に広まった。
バブアーのワックスドコットンを用いた撥水性・耐候性に優れたジャケットは、当時の漁師だけでなく英国海軍からも支持を集める。第一次・第二次世界大戦共に、ワックスジャケットを英国軍に提供。第二次世界大戦では、ジョージ・フィリップス大尉によって潜水艦ウルスラの公式搭乗員服として採用された。
編集部 橘
バブアーの防水性を調べるために、ジョージ・フィリップス大尉が部下にバブアーの防水ジャケットを着せて消火ホースで水を浴びせたところ、激しい水圧にもかかわらず部下の体は全く水に濡れなかったという逸話も残されています。
その後、1980年代にはハンティング、フィッシング、乗馬といった英国上流階級のアクティビティと密接にリンクし、カントリー・ジェントルマンの装いを彩ることで、英国を代表するライフスタイルブランドとしての確固たる地位を築く。
編集部 橘
バブアーは、現在では世界55ヶ国で販売され、アウトドアユースだけでなく、ファッションとして自分のスタイルにこだわりのある人々まで幅広く愛用されています。ジーンズといえばリーバイスと言われるように、英国ではワックスドジャケットといえばバブアーというイメージが定着しています。
ここからはバブアーのアウターを羽織ったリアルなコーディネート事例をストリートスナップで紹介!
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