ファッション小物として長い歴史をもつ“帽子”。着こなしのモノ足りなさを解消するのにも、コーデを差別化するのにも重宝する万能なアイテムだ。また、種類が充実しているのも魅力のひとつで、ドレッシーなものからストリートテイストなものまで幅広い選択肢があるため、自分のスタイルに合わせて使いこなしたいところ。今回はそんな「帽子」にフォーカスして、種類別に注目の着こなし&アイテムをピックアップ!
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帽子を使ったメンズコーデ①「中折れハット編」
中折れハットは数ある帽子の中でもひと際ドレッシー!コーデに品をプラスするなら間違いなし
中折れハットとは、トップクラウンにセンタークリースを施したソフトハットのこと。広義的にはソフトハット全体のことを差し、“フェドーラ”とも呼ぶ。形状が似ているためかハードハットのホンブルグと混同されることもしばしば。しかし、素材感の違いはもちろん、上流階級の間で流行したホンブルグに対し、中折れハットは労働階級の帽子として使用されていた歴史があるため全くの別物だ。とはいえ、種類豊富な帽子の中でもひと際ドレッシーなムードをまとっているのは間違いない。また、中には“トリルビー”と呼ばれるブリムが短くカジュアルめな中折れハットも存在する。ゆえに、その時々の着こなしに合わせてチョイスするのが定石だ。
ホワイトで揃えたコーデに中折れハットを合わせればアーバンリゾートスタイルも思いのまま!
キメ過ぎず抜け過ぎない按配で、夏らしくも洒脱な印象を与えられるアーバンリゾートスタイル。リラックス感がキーワードになっている今の時流にもマッチしている反面、その足し引きの絶妙なバランスを調整するのは難しいという側面も。そんなときにオススメなのが、ホワイトのワントーンコーデ×中折れハットの組み合わせ。旬な装いでイマっぽく仕上がるうえ、ハットが引き締め役として活躍してくれるから、瀟洒にまとまることうけあいだ。ピックアップした御仁のような光沢感あるハットを選んで、ドレッシーさと大人っぽさを底上げするのもアリだろう。
中折れハットを取り入れてカジュアルなメンズコーデを格上げ
ポロシャツとワイドパンツ、スニーカーをあわせたラフなカジュアルスタイルも、ハットを取り入れればワンランク上の仕上がりに。もっとも、合わせるハットが浮いてしまっては元も子もないため、ツバの短いカジュアルめなタイプをチョイスするのがお約束だ。さらにウェアアイテムと色味も合わせれば、一段と練度の高いコーデが完成することうけあい。カジュアルコーデで周りと差別化を図りたい方は、ぜひ試してみてはいかがだろうか。
ブリムの短い中折れハットをあえてドレススタイルに合わせればコーデにほどよい抜け感が生まれる!
ブリムの短いカジュアルめな中折れハットをあえてドレススタイルに取り入れれば、ほどよい抜け感が演出されてコーデがこなれた雰囲気に。着こなしの精度を高めるだけでなく、こんなチョットしたアクセントとしても活躍するなど、意外と使いドコロ満載だ。よりハズしをきかせるのであれば、ポリエステル製やコットン製のさらにカジュアルなモデルをチョイスするのも一興だ。
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