スイス・ジュネーブで開催されている世界最大の時計見本市ウォッチズ&ワンダーズ ジュネーブにてROLEXが発表した新作ウォッチをおさらい。
CONTENTS
スポンサーリンク
①誕生60周年を迎えた“デイトナ”は新世代モデルが登場!コレクション初の“裏スケ”採用が話題に。
プロのレーシング ドライバーのニーズに応えるために1963年に作られた「コスモグラフ デイトナ」。誕生から60周年を迎えた今年は、コレクション全体の見直しを行い全体がアップデートされた新世代モデルが発表された。ダイアルのグラフィックバランスやオイスターケース、クロノグラフ ムーブメントまで一新されている。アイスブルーダイアル、ホワイトラッカーダイアルの18 ct ホワイトゴールド製アワーマーカー、ホワイトラッカーダイアルの18 ct イエローゴールド製アワーマーカー、ゴールデン、グロス、サンレイ仕上げダイアルの4カラーバリエーションを展開。
とりわけプラチナモデルにおいて、オイスター パーペチュアル コレクションとして、初のシースルーバック(裏スケ)が採用されたことがビッグニュース。ロレックス愛好家の間では好意的に受け止める声が多く、早くも話題沸騰だ。
②チェリーニじゃない!?ロレックスの新作ドレスウォッチ“1908”
チェリーニの新作かと思いきや、まったく新しい“パーペチュアル コレクション”として発表された「1908」。このモデルに採用された数字は、ロレックスの創業者であるハンス・ウイルスドルフが自社の時計に記す「Rolex」という名前を考案し、スイスで商標登録した年だ。39mmのサイズで、新作ロレックスの中でも一味違う存在感を放つエレガントでシンプルなデザインに注目。スリムなケースには、ドームとフルーテッドを組み合わせたベゼルを搭載している。ダイアルはアラビア数字の3、9、12とファセット加工のインデックスアワーマーカーが配された品良き仕上がりだ。そして6時位置にはスモールセコンドを備え、その上に弧を描くように「Superlative Chronometer」の文字が記されている。両刃の剣のような形状に仕上げられた分針が洗練された雰囲気を際立たせる。ムーブメントは今年発表されたキャリバー 7140を採用。さらに18 ct イエローゴールド、ホワイトゴールドのケースにはトランスパレントケースバックを採用しており、ムーブメントの洗練された技術と装飾を見られるようになっている。
③ロレックス史上2本目となるフルチタン製ウォッチは“ヨットマスター 42”だった!
まったく新しいヨットマスター 42が登場。昨年の唐突な発表で話題を集めたディープシー チャレンジに続き、ケースからブレスレットまで全ての素材をRLXチタン製で仕上げ、テクニカルサテン仕上げが施されている。デザインは両方向回転ベゼルにレイズドポリッシュ仕上げの数字と目盛り入りのマットブラックセラミック製セラクロムベゼルインサートを搭載した2019年に発表されたモデルを彷彿とさせる仕上がりだ。サテン仕上げのブラックダイアルを備え、オイスターブレスレットにはイージーリンク(エクステンションリンク)が備えられている。