歳を重ねるにつれ気になってくるポッコリお腹。掘深く割らないまでも、お腹周りはスッキリさせたいと思っているメンズは多いのではないだろうか。そこで今回は「お腹痩せダイエット」をテーマに、効率よく脂肪を減らす方法やトレーニングするべき部位などを紹介していく。
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お腹痩せのためにはどこを鍛えるべき?
シックスパックにするには腹筋を肥大させる必要があるが、あくまで“ダイエット”がメインであるなら、腹筋を含めて全身をトータル的に鍛えていくのがおすすめだ。というのも、筋肉が多ければ代謝がアップし、体の脂肪を燃やしやすい状態にするためだ。大きな筋肉として挙げられるのは大胸筋や背筋、足の筋肉であるため、全身をまんべんなく鍛える意識を持つと良いだろう。もしシックスパックにしたいなら、脂肪を落としたうえで腹筋種目を2~3種類ほどレパートリーに組み込むのがおすすめだ。
お腹が出てしまう原因は?
お腹が出てしまう理由は脂肪のつきすぎがほとんどだが、骨盤のズレなども考えられる。骨盤がズレることで血流が悪くなり、代謝しにくい状態になっている恐れがあるので普段から正しい姿勢を保つのを意識する必要がある。また、過剰なストレスによって体が危機を感じ、内臓を守るために腹回りに脂肪を蓄えるというケースも。したがってストレスを解消するためにも、筋トレや運動を普段の生活に取り入れるのをおすすめしたい。
お腹周りをスッキリさせる以外にも腹筋を鍛えるメリットはある!
腹筋を鍛えるメリットは、筋肉を肥大させる以外にも沢山ある。例えばトレーニングによって普段温まりにくい腹回りが活性化し、脂肪燃焼が期待できる。また体幹部が鍛えられることで正しい姿勢をキープしやすくなったり、お腹を動かすことで腸に刺激を与えてお通じの改善を促したりと副次的な効果も。
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腹筋の種類や役割は?
ここでは腹筋群を3つに分けて解説する。腹筋群を満遍なくトレーニングすることで、お腹周りの血流が促進されて脂肪が燃えやすくなる。
腹筋種類①「腹直筋」
俗にシックスパックと言われる部分であり、お腹の正面真ん中に位置する部位が腹直筋。体幹部分を曲げ伸ばしする際に動く筋肉であり、腱性線維によって分かれている。肋骨から恥骨まで伸びる長い筋肉なので、上下に分けて鍛えるのがおすすめだ。ちなみに腹直筋は割れており、シックスパックが見えないというのは脂肪がつきすぎている状態を指す。腹直筋を鍛えつつ体脂肪を15%以下に減らせばシックスパックが見えてくるだろう。
腹筋 種類②「腹斜筋」
腹斜筋とは、脇腹にあたる部分の筋肉で、大きく外腹斜筋と内腹斜筋の2つに分かれている。外腹斜筋は表層にあり外側から内側へと斜めに走行するように付着しており、そのさらに深部に位置するのが内腹斜筋となっている。この2つの筋肉は常に協力して動いており、体を捻ったり体幹部を安定させるために役立つため、鍛えることでお腹周りを引き締めつつくびれを作ることが可能だ。
腹筋 種類③「腹横筋」
腹横筋は腹筋群の中で1番深い位置にあり、コルセットのようにお腹全体を包んでいる筋肉だ。肋骨と骨盤、背中側の筋膜から腹直筋の白線までと腹部全体を走行しており、腹圧を調整したり内臓の位置を安定させたりする際に役立つ。ぽっこりお腹の原因になり得る胃下垂は、胃が下がってしまっている状態なので、腹横筋を鍛えることで元の位置に戻る可能性が期待できるだろう。
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