ファッション好きでなくとも一度は耳目に触れたことがあるであろう、日本が誇るファッションブランド「COMME des GARÇONS(コム デ ギャルソン)」。ファッションシーンに多大な影響を与えたブランドとして世界でその名を馳せ、独自のセンスが光るアイテムを多く展開している。今回は、そんなコム・デ・ギャルソンから日常着として取り入れやすい「Tシャツ」にフォーカス。取り入れるだけでコーデを格上げすることうけあいの優秀Tシャツを紹介!
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日本を代表するブランド「COMME des GARÇONS(コム デ ギャルソン)」とは?
1969年、日本のファッションデザイナー 川久保 玲によって設立されたプレタポルテブランド「COMME des GARÇONS(コム デ ギャルソン)」。日本国内だけでなく海外からの評価も高く、ファッションシーンに大きな影響をもたらした。フランス発のハイブランド「Maison Margiela(メゾン マルジェラ)」などもコム・デ・ギャルソンから影響を受けたブランドのひとつとされる。そのスタイルは、社会やトレンドに左右されない自立した女性像を描いており、当時女性らしさとされていなかったルーズでモードなシルエット、モノトーンの配色などを採用したことで、80年代に圧倒的な支持を集めた。1981年にはYohji Yamamoto(ヨウジ ヤマモト)と一緒に、コレクションでタブーとされてきた黒を用いたコレクションを発表し、その反骨精神が“黒の衝撃”と称される。また翌年には、これまで華やかなデザインがメインだったパリコレにてダボダボで穴の開いた作品を発表し、“乞食ルック”や“ボロルック”と賛否両論を呼んだが、話題をかっさらった。黒のファッションが一般的になってきた昨今では、あえてカラフルなアイテムを展開するなど、時代の流れにとらわれない独自なセンスが他のブランドと一線を画している。
コム デ ギャルソンの様々なラインからおすすめのTシャツをピックアップ!
コム デ ギャルソンは、ラグジュアリーブランドには珍しく多くのラインを有している。今回は、その中から展開されているシンプルかつリュクスな雰囲気あふれるTシャツを紹介。
コム デ ギャルソン おすすめTシャツ①「スモールロゴバックTシャツ」
同ブランドが1988年にシャツ専門ラインとして発足した「COMME des GARÇONS SHIRT(コム デ ギャルソン シャツ)」より紹介するのは、背面の襟元にロゴプリントを配してギミックをきかせた1着。フロントは無地なので取り回しが良く、ボトムスとの相性などをあまり気にせずコーディネートに組み込める。生地はやや薄めだが目が詰まっており、透ける心配がないのも嬉しいポイント。また、レギュラーシルエットなので時代に左右されることがない。
コム デ ギャルソン おすすめTシャツ➁「ロゴTシャツ」
1978年に発足し、現在は渡辺淳弥がデザイナーとして手腕を振るっている「COMME des GARCONS HOMME(コム デ ギャルソン オム)」のTシャツは、ドロップショルダー&ゆるっとした身幅のオーバーサイズ仕様。そんな旬なシルエットに加え、ネックラインを少し詰めて光沢のある生地を採用することで、大人が1枚で着てサマになる1着に。着丈が長めなので、タックインスタイルにも向いているだろう。
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コム デ ギャルソン おすすめTシャツ③「パッチポケットロゴTシャツ」
ひとヒネりきいたデザインがお好きなアナタには、両サイドにパッチポケットを取り付けた遊び心あふれるTシャツをレコメンド。旬なビッグシルエットも相まって、何とも存在感バツグンだ。裾のサイドには深めのスリットが設けられ、タックアウトで着ればさりげないアクセントになり、また洒脱なタックインスタイルにもアレンジしやすい。また、深みのあるオリーブグリーンも周りと差をつけるのに一役買ってくれるだろう。
コム デ ギャルソン おすすめTシャツ④「カモフラージュ Tシャツ」
左胸にロゴを配したシンプルなボディの裾にカモフラ柄の切り替えを採用したアイテム。裾部分に重ね合わせるように切り替えており、まるでレイヤードしているかのような雰囲気を楽しめる。メインカラーがベーシックなだけに使い勝手がよく、それでいてシンプルになりがちな夏コーデのマンネリ打破にも使える1着は、ヘビロテ必至だろう。
コム デ ギャルソン おすすめTシャツ⑤「ダブルバックルストラップ Tシャツ」
ブラックの無地Tに大きめのダブルバックルストラップを配した、コム デ ギャルソンらしいモード感漂うデザインが魅力的。クルーネックとボックスシルエットを採用し、タウンユースのコーデにも取り入れやすいのが嬉しい。ブラックのボトムスと組み合わせてオールブラックコーデに仕上げるもよし、ワイドなワークパンツと合わせてミックススタイルに仕上げても洒脱にキマりそうだ。
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