アイコニックなゴム製のシェルトゥキャップから、海外ではシェルトップやシェルシューズ、シェルトゥの愛称で親しまれ、アディダスのマスターピースとしてスタンスミスと共に双璧を成す「スーパースター」。1969年のリリースから50年が経過した現在でもスニーカーカルチャーの最前線に立ち続け、スポーツとファッションを融合した今日のストリートスタイルはアディダスのスーパースターと伝説のヒップホップグループ「RUN-DMC」の功績なしには語れない。今回はそんなアディダスのスーパースターにフォーカスし、その魅力と注目のメンズコーデを紹介!
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アディダスの名作スニーカー「スーパースター」とは?
1969年、オールレザーのアッパーを採用した世界初のバスケットボールシューズとして誕生したアディダスのスーパースター。それまでのバスケットボールシューズ市場はコンバースの独占状態で、彼らのコットンキャンバス製ハイトップモデルである「オールスター」が主流であったが、バスケットボール選手が必要な鋭いターンと方向転換を行ったときに足首と膝に負担がかかり怪我の原因となっていた。そこでアディダスはフルレザーアッパーとスーパーグリップ、強化された頑丈なシェルトゥを実装したスーパースターを開発。1969年スーパースターが発売されてからわずか4年後には、米国のプロバスケットボール選手の85%がアディダスのシューズでプレーしていたと言われている。
そして1980年代には、伝説のヒップホップグループ「RUN-DMC」がスーパースターをはじめとするアディダスのレザースニーカーとアディダスのトラックスーツに身を包み、ショービズ界を席巻。1986年にリリースされた彼らの「My Adidas」のミュージックビデオにはスーパースターを履いてライブする姿も収められており、ラップに合わせてアディダススニーカーを掲げるオーディエンスの様子から、当時のスーパースターをはじめとするアディダススニーカーの絶大な人気が垣間見える。
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