10代や20代前半では敬遠していたものも、年齢を重ねて渋みが出てから身につけるとしっくりくる。そんな歳を重ねるほど似合うアイテムの代表的な存在なのが「スカーフ」だ。ここ最近、夏~秋の着こなしのモノ足りなさを解消する手段として、スカーフを取り入れている洒落者が増えている。今回は大人の男が取り入れたいスカーフの使い方を3つ紹介していく。
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歳を重ねた男ほど似合う!スカーフの引力
歳を重ねながら、あらゆる経験を経てきた大人ほど、少々のことでは動じない落ち着きや余裕が生まれ、大人の色気が醸し出される。そんなムードを外見的により艶っぽく、そして華やかにみせてくれるのがスカーフ使いだ。Tシャツ1枚の着こなしも、首元にスカーフが加わるだけでグッと洒脱な雰囲気に。大人の男性の魅力を際立たせる有効手段として、ぜひスカーフの取り入れを検討してみて欲しい。
今、スカーフの取り入れがプチ流行中!?
実はここ最近、ファッション感度の高い層の間でプチトレンドとしてスカーフ使いが注目されている。ファッション街の原宿を闊歩する洒落者に目をやると、スカーフを首に巻いたり、腰元に添えたり、ときには農家さんのように顔に巻いてアゴの下で結んだりなど。あらゆる使い方でファッションスタイルにスカーフを取り入れている姿を見かける。直近の海外スナップでも、スカーフを取り入れている洒落者の姿が例年よりも増加傾向にあった。
ここからは大人の男にマスターしてもらいたい、スカーフのおしゃれな使い方を注目のスナップと共に紹介していく。
スカーフの使い方①ネクタイ代わりの感覚でシャツと合わせて上品に
タイドアップするほどカッチリさせたくないけれど、ノーネクタイの着こなしはどこかモノ足りない。そんなときに活躍するのが、ネクタイ代わりのスカーフ使い。襟の内側に添わせながら、先端をフロントに出すように巻けば、適度に品のあるカジュアルコーデが完成する。
スカーフの使い方②ラフに首に添わせるだけという選択肢
スカーフは巻き方が難しそう…と敬遠するなかれ。闇雲に巻かずとも、首にひっかけて垂らすだけでも十分洒落た雰囲気に仕上がる。ジャケットの襟の内側にセットすれば、襟の皮脂汚れを防ぐ効果も。
スカーフの使い方③内側に忍ばせてさりげなく
スカーフのこれ見よがし感が苦手だったり、キザな雰囲気になっていないか不安な方は、スカーフの主張を最小限にまとめて、さりげなく華やかな雰囲気を演出したこんな使い方がおすすめ。このスカーフ使いは、Tシャツやポロシャツ、下のスナップで着用しているようなベースボールシャツなど、少しスポーティなトップスとも好相性。スカーフを首に巻いて、結び目を内側に隠すだけで簡単に仕上げられるため、スカーフ使いに初挑戦という方にもおすすめだ。
粋なスカーフで着こなしを格上げしよう!
あらゆるコーディネートを格上げできる汎用性の高さを誇るスカーフ。首に巻いて使いやすい53cm~65cm程度の正方形のタイプは、大判と比べて手を出しやすい価格帯で展開されているため、身につけて気分が上がるラグジュアリーなブランドも選択肢として考えやすい。下のスカーフはジョルジオ・アルマーニのもの。シンプルなポルカドットにコントラストを効かせた配色でGAモノグラムを重ねたマルベリーシルク100%の65cm×65cmスカーフだ。