テーラードジャケットからミリタリージャケットまで、ひと口に「ジャケット」と言ってもその種類はさまざま。今回は、男性が知っておきたい「ジャケットの種類」にフォーカスし、それぞれのアイテムの特徴と共におすすめのアイテムを紹介!
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ジャケット種類①「テーラードジャケット」
羽織るだけで上品なイメージを打ち出せる「テーラードジャケット」。「テーラード=tailored」という名前は、英語で「仕立ての」という意味を持つ。スーツジャケットはスラックスとの上下セットが一般的だが、テーラードジャケットは単体で着るのが基本。実は元々はモーニングコートの裾を切り落とし、寝間着や部屋着、レジャー用として愛用されていたもので、アメリカではサックスーツ、イギリスではラウンジスーツと呼ばれていた。タイプは大きく分けてシングルとダブルの2種類。すっきりとシンプルにまとめるならシングルタイプ、クラシックなドレステイストを取り入れるならダブルを選ぶのがおすすめだ。
テーラードジャケット おすすめ①「LARDINI(ラルディーニ) シングルジャケット」
テーラードジャケット おすすめ②「TAGLIATORE(タリアトーレ) テーラードジャケット」
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テーラードジャケットは季節によって素材が異なる!春夏に選ぶべきは「サマージャケット」
「サマージャケット」とは、春~夏に着用することを想定して仕立てられたテーラードジャケットの総称。主にコットンやリネン、トロピカルウールなどのサラッとした触感の素材が採用されることが多く、軽くて通気性の良い生地を落とし込むことで暑い日でも快適に過ごせるように仕上げられている。また、秋冬向けのテーラードジャケットは着用時のすべりを良くして形状を保つための裏地が施されているが、サマージャケットは裏地を排除しているものがほとんど。さらっと着られる素材感が通常のテーラードジャケットとの大きな違いと言える。清涼な着用感を感じられるサマージャケットは、春夏シーズンのマストバイ。
サマージャケット おすすめ「SHIPS(シップス) リネン トロピカル SOLOTEXジャケット」
秋冬の季節感を打ち出せる「ツイードジャケット」
秋冬の定番とされるツイードジャケットは、短めの羊毛を紡いで作られる織物「ツイード」を採用したジャケット。保温性もさることながら耐久性の高さも魅力で、長く愛用できるジャケットとして親しまれている。1830年頃、スコットランド発祥の伝統的なツイード素材に目を付けたロンドンの商人によって、イギリスを筆頭に世界各国で着用されるようになり、上流階級の紳士たちの間で人気を博していた。新品の状態は触り心地がゴワッとしているが、着込む度に体に馴染んでいくのもツイードジャケットの魅力。現在は、様々なブランドからツイード素材が展開されており、暑い夏でも過ごしやすいリネンやコットン素材を採用したサマーツイードなんてアイテムも存在する。
ツイードジャケット おすすめ「TOMORROW LAND(トゥモローランド) リングツイード シングルブレステッド2Bジャケット」
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ジャケットの種類②「ダウンジャケット」
真冬の防寒対策やアウトドアに打ってつけの「ダウンジャケット」は、アヒルやガチョウなどの水鳥の羽や綿毛を生地と生地の間に含むように作られたアウター。毛と毛が互いに絡み合わないという特徴があるため、空気を大量に溜め込むことを可能にしたことでかさが高くなり、その空気が断熱保温材となって保温性を高めてくれる。それに加えて体から出る汗を放出する役割を持つため、体温調整がしやすく登山家などの間で重宝されてきた。1930年に当時スポーツ用品店であった「Eddie Bauer(エディ・バウアー)」によって製品化され、今やメンズ・ウィメンズともに冬のファッションにおいて欠かせない存在に。デザインにこだわったモデルや羽毛にこだわった機能性バツグンのモデルも多数ラインナップしている。
ダウンジャケット おすすめ①「THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス) ヌプシジャケット」
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ダウンジャケット おすすめ②「MONCLER(モンクレール) マヤ」
ダウンジャケット おすすめ③「TATRAS(タトラス) ドミッツィアーノ」
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