「リーバイス」が1960年代に世に送り出したトラッカージャケットは、いまやメンズファッションに欠かせない存在となったアイテムのひとつ。アウターとしてはもちろんインナーとしても活躍し、着こなしに武骨なエッセンスを加えるのに適任だ。今回はそんな「トラッカージャケット」を使ったメンズコーデ事例を紹介!
スポンサーリンク
トラッカージャケットとは?
トラッカージャケットとは「Levi’s(リーバイス)」が1960年代に発売したサードモデルの別称のこと。そして、そのサードモデルをベースにしたジャケットもトラッカージャケットと呼ぶ。特徴として、両胸のポケットやV字の切り替え、フロントや袖口に配されたボタンが挙げられる。しかし、ブランドによってはジップファスナー仕様に変更したりV字ステッチが無くてもトラッカージャケットと呼ぶことがある。
その名がついた由来は諸説あるが、80~90年代に日本のデニムコレクターがサードモデルを「トラッカージャケット」と呼んでいたのが英語圏で広まったという説が、意外にもアメリカやイギリスなど海外諸国では一般的だ。また、英語では「Trucker jacket」と表記するが、トラック運転手あるいはトラックレースのためのジャケットという意味ではないことも覚えておきたい。
「トラッカージャケット」と「デニムジャケット」の違いとは?
トラッカージャケットとデニムジャケットの違いは、結論から言うと“素材”だ。デニムジャケットは、その名の通りデニム生地で作られているのに対し、トラッカージャケットはデニム以外の素材を用いて作られる。主にコーデュロイやキャンバス、レザーが用いられることが多く、秋冬にはボアを備えたものも市場に多く揃う。デニムジャケットはもう食傷気味…という方は、ぜひバリエーション豊富なトラッカージャケットをワードローブに加えてはいかがだろうか?
2/5GO TO NEXT PAGE