今回は「スキンケアをはじめたけれど、なかなか肌が綺麗にならない」というメンズに向けて、意外に見落としがちな3つのNG行為とここ最近注目されているスキンケアの新常識について筆者の体験談を交えながら言及していく。
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スキンケア用品はただ高価なものを選ぶだけではNG!大事なのは相性
全てのスキンケア用品選びは、自分の肌との相性の良し悪しが最も重要といっても過言ではない。いくら高価な化粧品でも、使用後に肌がヒリついたり、水ぶくれができる場合は使用しないのが鉄則だ。高価なスキンケア用品を使えば必ず肌が綺麗になると思い込まず、あらゆる商品を試しながら自分の肌と相性が良いと感じるスキンケア用品を探し続けて欲しい。
肌に合う商品を選ぶために、まずは自分の肌質を理解しよう!
自分の肌と相性の良いスキンケア用品を使うのが理想とは言うものの、実際に好相性な化粧品に出会うのは難しい。しかしながら相性の良いスキンケア用品を選ぶための近道はいくつか存在する。そのひとつが肌質診断だ。肌質は大きく分けて「脂性肌」「乾燥肌」「混合肌」「普通肌」の4タイプに分けられており、肌タイプによって最適なスキンケア用品が変化する。例えば脂性肌とわかれば、油分・水分共に多い肌質のためテクスチャーの軽いクリーム、もしくは乳液で保湿することでベタつきをおさえるといった対策が有効と考えられる。肌診断はデパートや大型スーパー、ドラッグストアなど様々な場所で受けられるため、自分の肌質が何かわからない方はぜひ診断してみて欲しい。
過剰な洗顔はNG!ダメージで肌がボロボロに!?
古い角質や毛穴の黒ずみを無理矢理とり除くような洗顔は避けるのがベター。例えば、ナイロンブラシや毛穴パック、スクラブ洗顔といった肌ケア用品は、一時的な爽快感を味わえるものの肌にダメージを与えてしまうためやり過ぎると逆に肌が荒れてしまう原因につながってしまう。他にも「手で擦るように顔を洗う」「シャワーの水を直接顔にかけて洗顔する」といった洗顔方法も肌にダメージを与えてしまうため避けるのがベターだ。
肌へのダメージが少ない洗顔方法をマスターしよう
1日の洗顔は朝と夜の1回ずつの計2回まで。そして洗顔時は細やかな泡を立てて肌を擦らないように優しく落とすなど、肌のバリア機能を壊さずに清潔に保つ洗顔方法をマスターしよう。前項の「自分の肌に合うスキンケア用品を選ぶ」で説明したように、洗顔料も肌との相性があるため、自分の肌質に合うものが見つかるまで色々と試してみるのがおすすめだ。また、洗顔後は使い捨てのフェイスタオルを使用するのも洗顔の新常識として知られている。一般的な使い回しの布タオルは刺激や雑菌の存在が肌に良くないと言われているため、避けるのがベターだ。
Winner クレンジングタオル
正しいスキンケアだけで満足するのはNG!肌にダメージを与えない小さな習慣づくりの積み重ねが重要
スキンケアが正しく出来ていても肌荒れが改善しないという方は、生活習慣に問題がある場合が多い。あらゆる化粧品を試してようやくたどり着いたスキンケア方法を無駄にしないためにも、肌にダメージを与えない習慣づくりを心掛けたい。広く知られているのは「バランスの取れた食事」「7時間以上の睡眠」といった習慣づくり。もちろん理想的で間違いないが、継続するのは難しいという方は少なく無いはず。そんな方には小さな習慣の改善からはじめることをおすすめしたい。例えば「外出時には日焼け止めを塗る」「定期的に枕カバーを洗う」「顔を触らないように意識する」など。実現可能な範囲で肌をダメージから守る習慣をつくるだけでも、継続すれば将来的に肌質が改善される場合が多い。
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